エンジニアは単独でも仕事をこなせるスキルを持っているのが特徴なので1人で起業することができます。しかし、独立を考えたときに自分1人で本当に仕事を請け負ってこなせるのかを不安になる人も少なくありません。
そのときに知っておくと良いのが、個人事業主として独立するときには1人でなくても良いということです。

事業を始めるときは1人というケースの方がむしろまれですが、エンジニアの場合は1人の力でもできる仕事の依頼が多いからとフリーランスをする人が多いのでしょう。
しかし友人や親戚などにエンジニアがいるのなら協力して事業をする形を作って起業することも可能です。このようなときには1人が経営者となってもう1人は雇用されるという形を作るのが最も単純ですが、2人揃って経営者という形を取ったり、それぞれ独立した事業主となって業務提携をしたりする方法が選べます。

複数人で協力して仕事に従事する体制を整えると、請負業務については特に幅広く受けやすくなるのがメリットです。
異なるスキルを持っているエンジニアが同じ課題に対して取り組めるため、苦手を補い合いながら完成度の高い成果物を作り出せる可能性が高まります。複数人で共通して持っているスキルで仕事に取り組めば開発ペースが飛躍的に向上するため、納期を短くすることもできるでしょう。

エンジニアが独立するときには複数のエンジニアで集まって起業するのも合理的な方法なのです。